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医院による勉強会を終えて「やぱネト」その2――男女別不妊の原因とは <妊活レポ>  

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つづき 

 

そもそもこの講習会は、一般的な不妊治療~体外受精を希望する夫婦に対し個別に一から十まで説明していると、多くの患者さんを診てあげられなくなるから集団講習会で…という苦肉の策らしい。
先生が作ったテキストの購入も必須。
怠慢では?と思う人もいるかもしれないけれど、治療や体外受精の一般的なことだけでなく医院で取り組んでいることの説明であったり、費用であったりが全て網羅されたテキストで、90ページに亘るかなり内容の濃いものでした。有りがたいです。
語りかけるような書き方で、専門用語もあるけれど読みやすいのも嬉しい。
それに、内容のほとんど全てが自分たち夫婦も知っておかなければならない重要なことでした。
逆に、これら全てを口頭で説明されても覚えていられないし、読んでおいてとペラの紙を渡されても理解できないと思いました。

実は、最初は「買うのか~…」と首をかしげていたのですが、手作りテキストが手元にあることはとても心強く、今では買うべきものだったなぁと思います。

 

さてさて、
私がここに記載するのは、テキストの内容と先生が口頭で説明してくださったこと、それから体験談と自分の考えですが、テキストの内容については全てをそっくりそのまま記載することは当然できません。
できるだけ自分の解釈を入れずに記載するつもりですが、医院に迷惑がかかったり、何かを侵害したり法に触れるようなことはできないのでご了承ください。

また、質問をいただいても、それが医療にかかわるようなことだった場合、力になりたくてもなれませんので、ちゃんと信頼できるお医者様に相談してくださいね。 

 

 

不妊症の原因って何?

妊娠に至る過程は何段階もあります。その、どの過程に何らかの異常があっても不妊の原因になります。

女性不妊

卵子がないまたは卵子に異常がある
排卵障害
●卵管閉塞
●頚管粘液の異常
●着床障害(内腔・内膜異常)

 

 男性不妊

●勃起障害
●射精障害
精子を作る機能の障害
●精管閉塞
精子機能障害

 

以上は原因であると同時に、結果です。

つまり、誰でも聞いたことがありそうな例で言うと、性病であるクラミジア不妊の大きな原因と言われていますが、クラミジアにかかったことによって女性側に起こることが不妊症なわけです。
クラミジアの場合は、子宮頚管炎、子宮内膜炎、卵管炎……そしていつのまにか卵管閉塞などの不妊症に、という具合ですね。

 

もし将来子どもが欲しいのなら、気軽に「生で・誰とでも」なんてことはやめた方がいいということは、言葉が悪いですが馬鹿でもわかりますよね?

クラミジアは、本当に最終的には体外受精するしか方法がないそうですよ。体外受精はお金もそれ以外の負担も物凄く大きいです。

「後悔先に立たず」を実感する人々が増えないことを祈ります。


それはさておき、基本的には何らかの疾患があって、結果、不妊に至っている。

それが、上記に挙げた異常や障害なわけです。

 

だから原因不明とか言われちゃうとすごく困りますよね。

原因不明と言っても、「今は」というだけであって今後研究が進めば原因不明でなくなる可能性もあるので、原因がわからない場合は研究が進むのをそれを気長に待つか、体外受精をするかの2つの選択肢になるそうです。

 

私たち夫婦の場合 

私たち夫婦の場合、また更にいくつか検査をしたのですが夫側に原因はほぼありませんでした。

ということは、やっぱり私なのかなと思っています。

原因不明で妊娠に至らない夫婦って多いんだよね、なんて言われていましたが、以前通院していた医院では行わなかった検査をしてもらっている最中(結果待ち)なので、それで原因がわかるんじゃないかと。

 

・・・うーん、対処できる原因がわかればいいなぁ(切実)

 

卵子があとどれくらい残っているかというのも今回の検査で分かるようなので、ちょっぴり怖いです。

もし0なら、他の女性から…以外選択肢がないですからね。

 

ただ、検査も万能ではないということは念頭に置いてほしいとのことでした。

 

 

不妊の原因は女性側にあることの方が多いようです。

しかし、男性にせよ女性にせよ、自分が原因だって分かったら少なからずショックですよね。

 

自分がこういう状況になったのでよく考えるようになったのですが、男女の夫婦間で子どもが生まれるということがあまりにも自然すぎるんでしょうね。

本当はとてもデリケートな事柄なのに、あっけらかんと「子どもまだできないの?」なーんて、普通に言う人の多いこと多いこと。

特に世代的に年配の方に多いですね。

自分の周囲では悪気がない人が99%ですが、塵も積もればで「またか」と憂鬱になることも多々。逆に挨拶代りかと笑っちゃうこともありますが 笑

女性ではなく男性も、職場や親戚からそういうことを言われることが意外と多いんじゃないでしょうか。

 

「子どもが欲しくてもできない」という状況を経験したことのない人には、毎月の周期毎に抱く不安や悲しみといった感情はわからないでしょう。

まぁ、解ってよとも言えません。

別にわからなくていいんです。

 

でも、だから、自分以外の人に責められる謂れはない。

一番悲しくて悔しいのは自分ですよ!

配偶者にだって親にだって、責められる筋合はない!

 

と、私は思います。 

 

まだ出てもいない検査結果に悲観的になってはいけないけれど、もし仮に、100%できないと言われても、私は自分以外に責められることは許さないし、近い将来の内に、自分で自分を許さないといけないと思いました。

 

うーん、検査結果にどきどき。

 

 

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